追悼 鈴木 誠L

  2023年12月19日(火)、東京白門ライオンズクラブのチャーターメンバーであり、終身名誉理事長を務めてくださった鈴木誠Lが急逝されました。88歳でした。同じくチャーターメンバーであり、終身名誉会長の中山正暉Lより追悼文を頂戴しました。

追悼 鈴木 誠L

20周年記念大会で元気に閉会宣言のご挨拶をされた故・鈴木誠L

終身名誉会長の中山正暉Lより追悼文

2024年 新年のご挨拶

終身名誉会長 L中山 正暉

 新春を寿ぎ新年の弥栄をお祈りします。
 「神は世界を統治する。その統治の内容、その計画の遂行が世界史である」とする諺があります。
 『平和』と日本では書き中国では『和平』と漢字が使われています。
 『平』とは天と地の間に人を配し構成された天と地の間に人間を平等に扱う意味があるとされます。俗に言う弥次郎兵衛人形のことです。玩具の一つですが、短い棒に湾曲した細長い横棒を付け、その両端に重しを取り付けたもの。指先などで立棒を支え、釣合をとって倒れない与次郎人形。釣合人形。正直正兵衛。等々と言われたものです。
 つまり『平』とは天と地の間に存在する人間を公平に扱う人権擁護精神を字に表現したものです。ちなみに「影護」とする言葉もあり、影が形に随うように神仙がその身を離れず擁護する表現があります。
 繰り返しになりますが、天と地の狭間に差別を無くし人間の平等を確保することです。
 『和』は『禾』『ノ木偏』『禾偏』と書き、漢字の偏の一つで、「稲」「秋」などの「禾」を現し『穀物』を意味します。米、大豆、小麦、燕麦、栗、稗、黍、玉蜀黍、豆等を現します。『和』とは「穀物」を人の「口」に入れる、つまり、人間生存の基本の「食事」を確保する食べ物を人の口に入れる形になっています。
 ついでに「食事」とは「人」に「良」いものを「占」って決める。「事」とは筑竹を壷に入れて占象(うらかた)によって神意を問い、吉凶を判断することです。大袈裟な話になりますが、つまり「人に良いものを選んで決める」それが字になったのが「食事」なのです。
 「武力」の「武」は「文」を止めるとされているのですが、これは紛争を終わらせ平和の世を築くのが勝者の築く平和で、第二次世界大戦で日本は広島・長崎に原爆投下されて平和が来たのであり、平和は勝者の武カで制圧した後の世界が「平和」なのです。
 徳川264年の世界で稀に見る平和な時代が築かれたとされますが、「どうする家康」の家康は幾多の戦乱を総ての264年の平和は武力で築いた平和なのです。
 広島・長崎の原爆投下はそれ以後の兵士の犠牲を無くし、戦争を終わらせる最適の道だったとアメリカの世論を誘導して現実化させる道だったとされています。
 ユダヤ教はモーゼに端を発した600 年後にユダヤ教のモーゼの墓もない宗教をユダヤ人以外にも広めようとユダヤ人にとって神とされるキリストが敵国ローマにキリスト教の本山を築き、西欧諸国にキリスト教の伝播を試みました。
 東ローマ帝国は、又600 年後に出現したムハンマドのモズレム勢力によって東ヨーロッパで制覇され脱出した勢力によって東上したキリスト教の一派がロシア正教を立てました。
 プーチンはソ連時代の領土や歴史上の過去の支配の再現を夢見てウクライナ侵攻に着手。
 モズレムのハマスはシーア派・スンニ派の一派がサウジアラビアとイスラエルの親交を阻止する策謀からハマスが突然イスラエルを攻撃世界三大宗教が神の手を忘れ世界の混乱の邪悪な人間社会を作り出しています。
 アダムとイヴが蛇に騙されて以来、地球最後の場面が大洪水で訪れようとしたとき、ノアが箱舟でセム・ハム・ヤペテの息子達と多数の動物を載せて荒波に運命を託し、やがて鳩がオリーブの葉をくわえて帰って来てアララテの山に到着したノアの箱舟の歴史とされる世界は現世に何を考えさせるのでしょうか。
 平和が勝者の武力行使の結果であることをいう、情けない現実を平等に神のもとに平和の計画が地球を統治する神の計画として実現されたいものです。
 「龍となれ 雲自ずと来る」。私が青春の意気に燃えていた頃のモットーでした。天と地を神の使いとして人間が生み出した龍神の年が十二の干支の中で唯一空想上の存在です。
 新年が平和実現に歩み始める期待へと龍が舞い降りる年へと祈りたいものです。

会長 L根岸 清一

 皆さま、明けましておめでとうございます。
 昨年は、11月26日に、20周年記念大会を成功裏に挙行することができましたことを、何よりも喜び合いたいと思います。
 中山正暉名誉会長もお元気で大会に出席されました上に、歴代会長が、参加の皆様にお礼のご挨拶を差し上げられたこと、嬉しかったですね。また、中大杉並高校ダンス部のダンス演舞や、中大応援部の演奏・演武と、まさに大学系ライオンズクラブの特質を存分に発揮することができました。参加の皆様から、大いにお褒めの言葉を頂けましたことは、当クラブのチャーターメンバーから、現役学生までに連なる中大愛の昇華の賜物だと思います。
 さて、辰年の2024 年は、新生白門ライオンズのスタートの歳とも言えます。
 白獅子会の育成・クラブアクティビティの充実・会員増強という事業活動に力を入れて行くことは、当クラブの重要な使命ではありますが、そのためにも、本年は、会員相互の親睦にも力を致したく思います。会員の誰もが参加したくなる例会にして行きたいと切望致します。また桜を見る会をはじめ、各種行事も会員本位に、クラブ会員が参加したくなる会合・行事にするべく、知恵を出し合いたいと存じます。
 インフレの影響で、例会等の経費が上昇傾向を続けています。クラブ財政の充実も喫緊の課題です。これもみんなの力で解決するしかありません。
 課題も山積していますが、会員の力を結集して、充実の一年にしたく存じます。今年も宜しくお願い致します。例会でお会いしましょう。

神々の伴走

L木村 実牙男
L木村 実牙男
(第56回箱根駅伝〈昭和55年〉3区で出場、57回〈昭和56年〉主将として1区で出場)

 中央大学白門ライオンズクラブ会員のみなさまへ
 平素より中央大学陸上競技部に対し、ひとかたならぬご支援とご声援を賜り、誠にありがとうございます。とりわけ箱根駅伝チームには物心両面わたるご援助を頂戴し、感謝に堪えません。紙面をお借りして、改めて御礼申しあげます。
 さて、いよいよ駅伝シーズンの幕開けとなりました。
 まずは大学三大駅伝のひとつである「出雲全日本大学選抜駅伝競走」です。出雲大社正面鳥居前から出雲ドーム前までの計6区間(45.1㎞)のコースで、選抜された21 チームの出走となりました。
 わたくし木村は開催日である10 月9日の前日に現地入りし、陸上競技部OB会の4名と自動車に便乗し、コース全区間を視察しました。すると、あたかも自分が当事者であるような錯覚に陥ってしまい、ゴール地点に着くころには手汗でハンドルがグッショリするほどの緊張感を覚えました。そして、いまや心持ちは選手となってしまっているわたくしは「駒澤大学の牙城を崩すのは中央大学しかない!」との確信を持つに至ったのです。
 大会当日、開始前には出雲大社(いずものおおやしろ)に参拝。主祭神の大国主国主(おおくにぬしのみこと)をはじめとした当地に鎮座される神々に必勝祈願を済ませ、スタート地点に向かっていると、銅鳥居が大きくなるにつれ、向こうから中央大学の応援団も歩いてくるではありませんか。この多くの参拝客の中での必然、神さまが縁を結んでくれたのでしょう。言葉少なに自己紹介と挨拶を交わし振り返ると、そこには共通の思いである「優勝」の二文字が浮かんでいるような気がしました。
 出雲の空は厚い雲に覆われていましたが雨が落ちてくることはなく、まあまあといえるコンディション。ただ体感的には「幾分、暑いかな」と思いました。
 当日の最終エントリーで吉居大和選手が欠場となりましたので、厳しい戦いを強いられる可能性も出てきたのですが……それでも我が中央大学、わたくしとしては「充分、3位には食い込めるだろう」と予想していました。
 やがて号砲が響き、レースが開始。浦田選手も勢いよくスタートを切ることができました。ところが出遅れ気味だった3区終了時点で、ずるずると順位を関東地区最下位まで落としてしまいました。それでも4区の阿部選手が前との差を詰め、5区の溜池選手が追い抜きました。さらに6区の湯浅選手が主将の意地を見せて区間2位となり、中央大学は2時間12分27秒で7位となりました。余裕で枠配分の資格は得たと思うものの、いささか不完全燃焼の結果となりましたが、浦田選手の三大駅伝への初出場での経験値獲得を筆頭に中央大学チームとしての充分な収穫もあり、また課題も浮き彫りになった大会だったと思います。きっと課題を克服し、さらなる飛躍をしてくれることでしょう。
 最後にいまいちど、選手たちの無事故での完走をご加護くださった出雲の神々にお礼を述べ、帰路につきました。
 つづいて約1ヶ月ののち、11月5日に第55回全日本大学駅伝対校選手権大会(全日本大学駅伝)が、熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前(8区間・106.8㎞)のコースで開催されました。
 気温は20℃を超える季節外れの暑さ、そこに高い湿度が加わる過酷な環境の中、参加27 チームにより熱戦が繰り広げられました。
 わたくしも朝の7時前にはスタート地点に到着し、そのまま熱田神宮に必勝祈願の参拝をしました。主祭神の熱田大神(あつたのおおかみ)は、三種の神器のひとつである草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)を御霊代(みたましろ)すなわちご神体として祀るもので、天照大神(あまてらすおおみかみ)のこととされます。さらに草薙神剣は、わたくしが常日頃に参拝している三峯神社の御祭神である日本武尊(やまとたけるのみこと)が天照大神から下賜された聖剣で、なにか不思議な縁(えにし)を感じざるを得ません。その地をスタートに天照大神の鎮座される伊勢の地にある神宮をゴールとするレースは、あたかも八百万(やおよろず)の神々が伴走くださるようで感慨深いものがあります。
 参拝を終え、スタート地点である西門前に引き返すと、すでに各大学の関係者や運営スタッフが集結していました。各校のOB・OGが打ち鳴らし響く応援の太鼓。そんな熱気の中、中央大学学員が陣取る応援場所を発見し、陣中見舞いにお伺い……。しかし、はやる気持ちから、すぐにその場を離れ、早々とコースに先回りをしました。
 全日本大学駅伝は全8区間で、コースは10㎞前後の短い区間と7区や8区のように距離が長い区間が混在しています。そのため3区、7区、8区にはエース級を当てることが重要ポイントとなってきます。
 出雲駅伝ではスタートで出遅れ、立て直すことができないまま7位に終わりました。そのため今大会ではぎりぎりまで相当に検討がなされたようで、ようやく出走当日の朝にエントリーメンバーが確定しました。1区に吉居駿介(弟)選手、2区に中野選手、3区に吉居大和(兄)選手という布陣が敷かれ、前半での勝負、そして逃げ切りのレースと、わたくしは睨みました。さらに悪くても2位でゴールするものとの期待も膨らみました。
 ところがエースの吉居(兄)選手がまさかの失速で、順位を5位から7位に下げてしまいました。しかしながら、4区の溜池選手が区間3位と奮闘。さらに初出場の1年生・本間選手が5区で区間5位、同じく初出場の吉中選手が6区で区間4位と巻き返しました。
そして重要区間の7区では湯浅選手が区間2位と快走、最終区間8区では阿部選手が区間4位と獅子奮迅の走り見せ、結果は4位ながら、その手に汗握るデッドヒートぶりは打倒駒澤大学への意地と覚悟を見た思いです。
 来る記念すべき箱根駅伝第100 回大会に向け「再び動かす真紅の歴史」が観られることを祈念します。そして本番に向かっては、事故や怪我なく、最高の調整をして、優勝への着実な歩みを進めて貰いたいと思います。
 出雲駅伝、そして全日本駅伝――あたかも神々が伴走してくださっているが如く、素晴らしい走りを見せてくれた選手たちに最大の称賛を贈り、わたくしの観戦レポートとさせていただきたいと存じます。応援ありがとうございました。そして引き続き、宜しくお願い申しあげます。 合掌(2023年11月末寄稿)

第100回箱根駅伝
トラブルの中に見えた中央大学の光明

L櫻井 俊宏
L櫻井 俊宏

 2024年第100回箱根駅伝、駿河台キャンパスにおいて行われた中央大学オンライン&パブリックビューイング応援イベントのメインコメンテーターを、元主将の関口康平さん、井上大輝さんと務めた、櫻井俊宏です。
 中央大学関係者のみなさんは、今年の13 位という結果には憔悴しきっているでしょう。ですが、何が起こったのか話しつつ、来年に向けて元気が出る話や、私達ができることについて話したいと思います。
 ご存じのように、今年の中央大学チームは、直前の合宿において、集団で風邪に感染してしまいました。その数、なんと16人中14人との報道。この合宿は、箱根駅伝出場選手を決めるため毎年行われていたものなので、やらざるを得ないものでした。関口さん、井上さんによると、普段の寮生活は2人部屋なのですが、合宿は集団部屋になるので、集団で感染してしまったものではないかとのことです。
 また、報道でも言われているように、身体の仕上がりが絞られているほど、免疫力が下がり感染しやすくなるそうです。報道された意見を総合すると、4区を走った主将湯浅仁選手、7区を走った2年吉居駿恭選手以外は感染したことになります。
 経験者の話によると、直前に風邪等に感染し1日以上練習をしないとなると、その練習の遅れを取り戻すのに1か月ぐらいかかるようです。
 昨年99 回大会の駒澤大学エース田澤廉選手が、箱根駅伝の1か月前ぐらいにインフルエンザにかかったことで、それなりに走りに影響があったことからも、その大変さがわかると思います。
 往路に据えられた中大最大級の実力者たち、1区溜池一太選手、2区吉居大和選手、3区中野翔太選手が、それぞれ区間19位、区間15位、区間20位に終わったことからも、この3人は風邪の影響を受けていたことは明らかでしょう。
 しかしながら、そのように考えると、光明もあります。
 5区1年生山﨑草太選手は、事前に、藤原監督が秘密兵器として想定していた山のスペシャリストでした。12 月の奥多摩渓谷駅伝では、登りの区間である3区で、区間記録を30 秒近く更新した選手です。やはり登りに強かったのです。体調がかなり悪かった可能性が高いのに、区間14位。この1年生スペシャリストの登場により、しばらく箱根駅伝5区には困らないでしょう。
 6区、3年生浦田優斗選手も、体調不良の可能性が高かったにも関わらず、区間5位。もう、「浦田元監督の子」という冠はいらないでしょう。下りのスペシャリストであることに疑いの余地はありません。
 9区、2年生白川陽大選手も、はじめての駅伝にも関わらず、9区という復路エース区間を、16 位というタイムで駆け抜けてくれました。
 10区、1年生柴田大地選手も、1年生で10区を走った選手では全大学歴代2位のタイムで、区間9位と好走。
 そして、何より、7区、吉居兄弟の弟・吉居駿恭選手は、兄・大和選手の給水という力水も得るシーンもあり、区間賞!
 卒業する湯浅仁選手、兄・吉居大和選手、中野翔太選手の魂の走りを見て、これからについて安心させるため、奮起したことでしょう。これまでは、吉居駿恭選手は、自らトラック競技より駅伝は苦手、と漏らしていたそうですが、その苦手意識は、今回完全に払しょくされ、正にエースとなった瞬間だと思います。
 そして、8区阿部陽樹選手は、一説によると肺炎に近い状態であったにも関わらず、力を出し尽くして、たすきをつないでくれました。
 特に、風邪にかかっていない4区・湯浅選手区間3位、7区・吉居駿恭選手区間賞の結果を見ると、万全の体調で勝負のかかったシーンだとしたら、他の選手もこれ以上の成績をあげていただろうことは想像にかたくありません。藤原監督の仕上げは万全だったのです。
 そうであるにも関わらず、藤原監督は、言い訳ひとつせず、選手をかばう言動に終始しています。この藤原監督の背中、卒業する選手達の背中を見て、来期に選手達が奮起しないわけがありません。きっと、悲願は達成されるでしょう。
 私達にできるのは、白門飛躍募金をし、バックアップすることです。白門飛躍募金は、援助対象事業や団体を特定し、簡易に寄付ができる便利な制度です。藤原監督は、合宿や新しい器具等、どれだけ援助があっても嬉しい、と述べていました。
 みなさまの力で、次回大会の中央大学優勝を目指して、陸上部の背中を押していきましょう!

第100回箱根駅伝01
第100回箱根駅伝02
第100回箱根駅伝03

第100回箱根駅伝大会スタート地点にて励ましのエールを送る、中央大学応援團とリーダー部の皆さん!!

中央大学の献血活動について

L大久保 英彦
幹事長L大久保 英彦
[GST献血・献眼・献腎・骨髄移植委員会 委員長]

 中央大学では、これまで年に数回、日本赤十字社だけで学内献血会を実施していました。日本赤十字社の要請により、2022年11月から新たなアクティビティとして献血会における呼びかけと記念品の提供が始まりました。一昨年8月に結成された白獅子会学生支部の皆さんの協力があり、これまで14回の活動を行い、献血申し込み者は731 名、そのうち591 名に献血を行っていただくという、330-A地区の活動の中でもトップクラスの実績です。また骨髄バンクのドナー登録者は20 名という結果です。新型コロナ感染症の影響によりリモートでの仕事が増え、企業内で行う献血会が減っている中、若い学生が献血に協力することはとても重要で、患者さんの救命に役立っています。
 献血会では、白門ライオンズクラブのメンバーが呼びかけを行っているため、日本赤十字社の職員は受付や検査への誘導、案内を行うことができます。白獅子会学生支部の皆さんは授業
の合間や昼休みに会場に来て、呼びかけや献血に協力しています。当初は献血の呼びかけに戸惑いがありましたが、今では受付のテントに誘導、案内ができるなど戦力になっています。さらに、学内のSNSで献血会のポスターを配信し、協力を呼びかけるなど大きな貢献をしています。白獅子会学生支部の活躍は、330-A地区の地区ニュースで5 ページにわたり特集され、佐藤信行L(副学長)と大石優花学生支部会長、永川凛会計がインタビューに応えました。また、リーダー部の奥津ひなたライオンが献血を呼びかける風景がPRビデオで紹介され、さらにラジオ番組では大石優花会長と牛込幸大ライオンが活動を紹介するなど、大きな注目を集めています。この活動が認められ、4 月に行なわれた330-A 地区年次大会では奉仕活動部門の優秀賞で根岸清一L(当時幹事長)と、会員増強部門の最優秀賞で佐藤信行Lが表彰されました。

記念品の除菌ウェットティッシュ

 献血の記念品はクラブで購入し、白獅子会学生支部の窓口に事前に送付され、学生支部で「東京白門ライオンズクラブ」のシールを貼り準備します。白門ライオンズクラブのメンバーも岡田孝子Lが歯ブラシを140 本、星野紘紀Lがカラビナ(リュックに付けるフック)を50 個など提供していただいています。今後も皆様のご協力をお待ちしています。
 白獅子会学生支部は、應援團(リーダー部、チアリーディング部、ブラスコア部)総勢120名の中でライオンズクラブの活動に賛同した33名が中心となり、一般学生が2名加わり合計35名で構成されています。應援團は、日頃の練習に加え、土曜、日曜祝日は体育会の応援に駆けつけ活動しています。皆様おなじみの東都六大学野球やアメリカンフットボール、サッカー、ボート、ラクロス、アイスホッケーなど多種目にわたります。また、応援活動が早く終わると学校に戻り、インカレなどの競技会に向けて練習を重ねているそうで、皆さんの体力と気力には驚くばかりです。
 昨年9月16日に東京ドームで中央大学VS東京大学のアメリカンフットボールの試合があり、後輩の応援に行きました。中央大学側は應援團が約70名来て、リーダー部が団旗を掲げ迫力ある応援をしました。ブラスコア部も試合の合間に演奏を行い、盛り上げていました。ハーフタイムショーではチアリーディング部のきれいに揃った演技に観客は魅了されていました。圧巻は3段に組まれたタワーのパフォーマンスで、大きなビジョンに映し出されると拍手喝さいを浴びていました。佐藤信應援團監督も来ておられ、怪我を心配されながら見守っていました。試合に勝利し、應援團、中央大学応援者と皆さんで歌う校歌は格別でした。試合に負けた東京大学に向け、牛込幸大Lが東京ドームに響き渡る迫力あるエールを送りました。皆さんの演技を見て、東京白門ライオンズクラブで應援團をさらに応援していきたいと思いました。
 献血会では、午前の応援に来た学生と昼の休憩時に学校生活やクラブ活動、就職などの話を聞けるのが楽しみです。まだお越しになられていないメンバーの皆様も、是非多摩キャンパスに足を運んでいただき学生と触れ合っていただければと思います。献血会終了後は毎回、多摩センター駅にある蕎麦屋で反省会と称して楽しい飲み会を行っており、スケジュールが合えば白獅子会学生支部の皆様も参加していますので、メンバー皆様のご参加を心からお待ちしています。

休み時間の学生たちに呼びかけを行う

休み時間の学生たちに呼びかけを行う

骨髄バンクもしっかりPR

骨髄バンクもしっかりPR

岡田孝子Lも活動に参加

岡田孝子Lも活動に参加

ライオンズクラブ国際協会330-A地区
献血・骨髄バンクドナー登録活動

 1月2日(火)と3日(水)の2日間、増上寺で恒例の献血と骨髄バンクのドナー登録会が行われました。
 1日(月)夕方には能登半島で大地震が起こり、その日の夜に阿部ガバナーから募金活動ができないかと問い合わせの電話がありました。ライオンズクラブの受付テントでは実施できるが、参道でできるかは増上寺に確認しないと何とも言えないとお伝えしました。阿部ガバナーはライオンズクラブのメンバーに会場に来て協力して欲しいと多方面に連絡を行いました。
 2日の朝、増上寺に献血実施のご挨拶に行き、そこで能登半島地震の募金活動ができないか、お願いをしたところ「参道での募金活動は通常は許可していないが特別に了承する」という回答をいただき、献血の呼びかけと共に募金活動を行いました。2日間でライオンズクラブのメンバー103 名の参加があり、白門LCから根岸会長、榎L、大越L、茂岡L、増渕L、松田L、横井L、土屋L、そして白獅子会の大越秀人L、私を含め10 名が参加し献血の呼びかけを行いました。参加したライオンズクラブの中でも群を抜いて多い参加者でした。増渕L は献血にも協力していただきました。
 参加された皆様、毎年のご協力ありがとうございます。
 献血者は2日間で143名、骨髄バンクのドナー登録は17名という過去最高の結果となりました。骨髄バンクのドナー登録説明員として、中央大学法学部4 年生の中根悠貴さんが参加しました。中根さんは大学3 年生の時に骨髄バンクのドナーとして患者さんに造血幹細胞を提供しました。その後、日本骨髄バンクのドナー登録説明員の資格を取り、献血会場で登録の説明を行っています。3月22日(金)に開催する「献血・献眼・献腎・骨髄移植セミナー」で中根さんの体験談を話していただきます。メンバーの皆様、どうぞ参加していただき理解を深めてください。

1月3日撮影、協力者の皆様ありがとうございました

1月3日撮影、協力者の皆様ありがとうございました

 能登半島地震の募金活動は様々なクラブが取り組んでいますが、増上寺で行った募金が最初の活動になりました。ライオンズメンバーと参拝に来られた皆様の協力により、約51 万円を集めることができました。ライオンズクラブの協力が輸血を待つ患者さんや被災地に大きく貢献しています。石川県では献血ルームや献血バスが稼働できず、東京から血液を運搬して対応するという緊急事態でしたので、日本赤十字社の職員がたいへん感謝していました。