2019年3月6日(水) 第一例会報告 於 銀座東武ホテル(芙蓉)
副テーマーの根岸清一Lの司会進行からはじまり、第一副会長・伊東敏Lの開会ゴングで幕が開け、季節の弥生のお話をされた3月第一例会。その後中西美子会長がご挨拶され、「頑張れ中央大学」の巨大な横断幕をご披露しました。今後箱根駅伝等の応援に登場します。
本日は表彰が2件あり、第14回大学院留学生学術奨励賞授与のムンフサイハン・ノミン様(モンゴル出身)とその指導教授・秦公正先生が奨励賞授与の御礼のご挨拶をされて、続いて第5回法科大学院生学術奨励賞授与の山本光治様(当日欠席)指導教授・森信茂樹先生が御礼のご挨拶をされました。
また本日の来賓は中央大学副学長・法学部教授の井上彰先生にお越しいただき、白門ライオンズクラブからの毎年の学術・スポーツ支援に御礼のご挨拶がありました。
今月のお誕生会は前会長の田口彰紀L、大越武雄L、幹事長の境捷彦Lの3名で“ウォー”。お誕生日おめでとうございます。
続いてお待ちかねの中山正暉終身名誉会長のお楽しみ講話です。足を痛めてから今年はじめての例会に出席いただきました。ますますお元気で6月に御年87歳になられるそうです。
講話は平成天皇御在位30周年記念式典にご招待されたご報告と昭和天皇の金貨の話、江戸振袖火事、江戸城再建の話、モンゴルの話、羽田総理、象徴天皇、日本占領と「敗戦革命」危機の書籍の話、朝鮮動乱、マッカーサーと朝鮮戦争、その後の朝鮮半島問題、美智子妃殿下とのエピソードなど、今回もエネルギッシュなお話をしていただきました。
会食・懇談は前会長の田口彰紀Lのウィ・サーブで宴が始まり、後半司会は副テーマーの大久保英彦Lが担当。司会の前に2月12日池江璃花子選手が白血病との公表報道で日本骨髄バンク広報部長である大久保英彦Lが経緯を報告されました。テレビ取材などで国民の皆様の関心が高まり、昨年2月(1カ月のドナー登録数)が2,500人に対して、今年の2月が1万1,000人と登録数が4倍強となったそうです。今後も国民の皆様に益々のご協力・ご支援のお願いがありました。
続いて会長代行の鈴木誠Lの大学・学員会情報では3月3日東京マラソンで中大・堀尾選手(箱根駅伝では2区を力走)が日本人トップ、総合で5位に入った嬉しい報告がありました。
また副学長の井上彰先生からは法学部都心移転の詳細をお話しいただきました。その後、榎秀郎Lより大学学員会・会長の4月選挙について報告がありました。
理事会報告(幹事長境捷彦L)、テールツイスターの時間では増尾知恵L、茂岡幹弥L、伊藤尚Lの名トリオで発表いただきました。ファイン・ドネーションの発表は、会計・星野紘紀Lから13万5,000円の報告でした。また東京マラソンでの堀尾選手の報道があまりにも少ないと日本テレビに猛抗議したエピソードをご披露。全員で中央大学校歌斉唱、第二副会長・横井弘明が今回も爆笑のスピーチ後閉会のゴングを“ゴーン”と鳴らし全員集合写真撮影後、無事終宴となりました。
(出席者27名)
【L井原 俊二・記】
2019年3月20日(水) 第二例会 於 銀座東武ホテル(芙蓉)
季節もだいぶ暖かくなって、桜の開花が近づいてきた3月20日の第二例会。副テーマーの根岸清一Lの司会進行からはじまり、第一副会長・伊東敏Lの開会ゴングで幕を開けました。
中西美子会長が本日急遽欠席されたため、会長代行の鈴木誠Lが挨拶されました。「本年5月には新元号となりますが、平成の30年間を振り返ると、昭和の時代と比べてGDP・賃金などあまり進歩が感じられなかったとの感想だそうで、この失われた20〜30年を本日出席されている中山終身名誉会長に後ほど解説していただきたいとお話されました。
次に河野信之Lが会員増強賞の表彰を受けました。河野信之L、おめでとうございます。
続いてお待ちかねの中山正暉終身名誉会長のお楽しみ講話です。前日ご子息の中山泰秀衆議院議員の恒例「カレーの会」があったそうで、2回続けて例会に出席いただきました。
講話は、「明日にも開花宣言される靖国神社の桜を見ると、今でも戦時中を思い出される」とのお話で始まりました。“同期の桜”の歌を口ずさみながら、この時期は戦争で亡くなった方が桜の花になってお互いに再会しているようだと話されました。
小学生3年の頃に真珠湾攻撃が有り、英雄神様と思っていた山本五十六は、戦艦大和で生き残った方のお話から、実はミッドウェー海戦で間違った作戦指導があり、今となっては落ちた偶像と感じているそうです。また当時、瀬島龍三が戦中にソ連と通じていて東京裁判でソ連の証人になっていたこと、「敗戦革命」でその後の日中条約が今思えば日本が堕ちていった運命の第一歩、だんだん政治家が物を言わなくなった事、台湾でなく中国との交友を選んだ日本、30年後は大変な事になりますと一人で反対した事、オウム真理教・尖閣諸島と石原慎太郎、今後の日本の運命は台湾と中国との関わり方に左右されると懸念されている事、ベトナム戦争後にキッシンジャー、佐藤栄作がノーベル平和賞をとった理由、日本がおかしくなったソ連との付き合い方、その後ロシアへ訪問された話とユーゴスラビアでの浜田幸一議員の博打の話、米軍の航空母艦に招待された事、国後島へ訪問し地質学者の家に宿泊したエピソード、またヤルタの秘密協定で千島列島を奪われてしまった事、日本軍のシベリア抑留、そこに瀬島龍三が暗躍していた事など、今まで日本が犯してきた数々の過ちと今後の憲法改正問題とある心配事……色々な事を考えると、日本の国家の威厳を示すためにライオンズクラブの使命・役割は今後大きいと感じるとのお話でした。
最後に、ご子息にも忘れるなと強く言われているのは、「易経」の諺の「安にして危を忘れず、存にして亡を忘れず、治にいて乱を忘れず」。つまり、どんな時でも、万一の事態(緊急時)の準備を怠らないことが大切であると、今後の日本のあり方を考えさせられる講話でした。
会食・懇談は前会長の田口彰紀Lのウィ・サーブで宴が始まり、当クラブ特別会員の岡田勇一郎Lが台東区の区議会議員に見事初当選された事を報告されました。岡田L、当選おめでとうございます!
後半司会は副テーマーの櫻井俊宏Lが担当。河野信之Lが昨日中山泰秀衆議院議員の「カレーの会」に出席された模様を報告され、また河野Lが毎月発行する三宝ゴルフ通信について中山終身名誉会長から頂いた70通の御礼のハガキを紹介いただきました。
続いて鈴木誠Lの大学・学員会情報では、朝日新聞の文京区新キャンパスの広告について報告がありました。大越武雄Lと先日、茗荷谷の移転先を見学に行かれたそうです。
また東京マラソンで日本人トップに入った中大・堀尾選手の話と来年の箱根駅伝予想を櫻井俊宏L・木村実牙男Lから頂きました。
続いて理事会報告(幹事長境捷彦L)、テールツイスターは石黒敏子L、伊藤尚Lのコンビで発表いただきました。ファイン・ドネーションの発表(会計・星野紘紀Lから11万8,000円の報告でした)、全員で中央大学校歌斉唱、第二副会長・横井弘明Lが桜の花のスピーチを綺麗にまとめて閉会のゴングとなり、無事終宴となりました。
(出席者21名)
【L井原俊二・記】