ご祝辞
中山正暉先生を始め、歴代会長の皆様やご関係の皆様の並々ならぬご努力によって、東京白門ライオンズクラブが創立20周年をお迎えになりましたこと、誠におめでとうございます。これまでさまざまな親睦活動等にご尽力されるだけでなく、母校中央大学に対して多大なるご支援を賜っておりますことに、心から感
謝申し上げる次第です。
中央大学は、中長期事業計画CHUO VISION 2025を推進して8年目にあたります。この8年の間に、国際経営学部および国際情報学部を多摩と市ヶ谷に開設したほか、多摩では国際教育寮と学部共通棟を建設して国際的な対応を充実させました。
都心では、茗荷谷キャンパスを建設して法学部の全部移転を実現し、駿河台記念館を建て替えて新駿河台キャンパスとしたうえでロースクールとビジネススクールを収容するとともに、駿河台は学員会本部や南甲倶楽部などの拠点としても活用していただいております。後楽園キャンパスにおいては、今期最後の建設計画である理工学部1号館の建て替えが進行中です。また、駅伝に関しても充実めざましく、次の箱根駅伝では優勝を狙えるところまで回復してきました。
これらの展開により、中央大学の社会へのアピール度も高まっていくものと考えております。母校の一層の発展のために、東京白門ライオンズの学員の皆様のさらなるご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
学校法人中央大学 理事長
大村 雅彦
東京白門ライオンズクラブが結成20 周年を迎えられましたこと、誠におめでとうございます。
この年は、本会にとって特別である一方、中央大学を愛し、博愛精神と良心に富む会員の皆様が自然体で本会に向き合っておられる日常の節目に過ぎないのだろうと、勝手に推察しております。年齢や性別を問わない幅広い会員構成に鑑みますと、本会が結成当時から既に「多様性と包摂(diversity & inclusion)」という今に通じる世界観を以って様々な取組を進めてこられたことが容易に想像できます。会員の皆様と接していますと、本会は私の足りないものを補ってくださり、また新鮮な夢を抱かせてくださるという点で大きな刺激となっていると同時に、中央大学の同窓であるという誇りを再認識することができています。仲間に加えていただきましたことに、あらためて深く感謝申し上げます。
この20年間に進んだ少子化は今後の大学の行方を左右する決定的な要素となるでしょう。日本の大学生人口の約8割は私学で学んでいることから、極論すれば、日本の経済社会を牽引している人々の大半は私学出身者となります。少子化により国公立大学の存続を優先する国策の兆しを垣間見る中、各私学がどのように特徴を出せるのかが問われています。中央大学の特徴であり強みは、今の存在自体が先人の努力と知恵の結集であることに加え、本会の会員の皆様のように損得勘定抜きで人生を謳歌し、母校に想いを寄せる同窓のネットワークに他なりません。私も名誉会員に恥じぬよう皆様と共に中央大学の発展に寄与することを誓います。
中央大学 学長
河合 久
(名誉会員)
暦の上では小雲、遠い山々には白銀の雪が見られるようなこの良き日、東京白門LCが結成20 周年を迎えられました事、誠に慶賀に堪えません。
貴クラブは2005 年、スポンサークラブである東京新宿LCの45周年記念事業として、東京新宿LCの会員で中央大学出身者である、鈴木誠L、榎秀郎Lの2名がエクステンションされ、初代会長に中山正暉Lが就任され、チャーターナイトが挙行されました。結成以来、中山正暉Lを中心として、鈴木L、榎Lのリーダーシップのもと、中大の同じ学舎で青春を過ごし汗を流した同窓生が、懐かしい校歌を歌いながら「後輩が学ぶ母校への恩返しの奉仕」と同志が集まり、幾多の喜びと感動の中で、此度20周年を迎えられました事、衷心よりお祝い申し上げます。
継続事業活動としては、大学ホームカミングデー支援、留学生・法科大学院生に奨学金支援他、野球部、駅伝、陸上競技部、水泳部、応援団他クラブ活動支援他、附属高校・中学校の優秀卒業生支援等、母校に対する奉仕を通し、21世紀を担う青少年健全育成に、夢と希望をもたらす活動にご尽力されて居られます。
又2021年中井ガバナー期には、母校の学生66名による学生支部「白獅子会支部」を結成され、15周年の折、20周年には「会員を100名にしよう」と云う目標を見事に達成し、現在会員数100名…現在各大学ライオンズクラブの多くが、会員数でご苦労されている中で、貴クラブは益々強い母校愛と楽しく和気藹々の運営により、大きく成長されて居られる事に心より敬意を表します。
どうかこれからも母校や社会から、奉仕団体のパイオニアとして更に高い評価されるよう頑張って下さい。
結びにメンバー各位のご健勝と更なるご活躍を祈念し祝辞とします。本日はおめでとうございました。
ライオンズクラブ元国際理事
東京新宿ライオンズクラブ
山浦 晟暉
東京白門ライオンズクラブメンバーの皆様、並びに関係者の皆様、結成20周年記念式典の開催、誠におめでとうございます。
330-A地区にあって大変特徴的な、第4リジョン3ゾーン。5つのユニバーシティライオンズクラブの中で、中央大学出身者によるクラブとして輝きを放つ白門ライオンズクラブは、中央大学に対する奉仕として、スポーツに学術に文芸にと、様々な奉仕活動を継続してこられました。
中央大学と聞いて思い浮かぶのは、法科をはじめとする学術研究のすばらしさと、箱根駅伝や大学野球などでの活躍を両立
する、文武両道の大学として確固たる地位を築いておられること
です。
その出身者によって設立されました東京白門ライオンズクラブの力強い活動は、大学に留まらず、付属の中・高校に対しても細やかな奉仕活動を続けてこられ、更に日本骨髄バンクへの支援等を通じて公益性の高い活動を続けてこられましたことは、地区の他クラブにとりましても規範となる活動だと思います。
このような素晴らしいクラブを設立されました、初代会長・中山正暉L、設立時にご尽力されました榎秀郎L、鈴木誠L、根岸清一会長はじめメンバーの皆様に感謝申し上げるとともに心より敬意を表し、現在学生会員を含め100 名の会員の皆様が、これからも益々ご活躍されますことをご祈念申し上げます。
重ねまして誠におめでとうございます。
ライオンズクラブ330-A
地区ガバナー
阿部 かな子
(東京ピースライオンズクラブ)
東京白門ライオンズクラブの皆様、結成20周年誠におめでとうございます。
白門ライオンズクラブは、一般的な地域密着型ライオンズクラブ、職業・趣味で集まったメンバーによるライオンズクラブと一線を画し、中央大学という学門で集まった卒業生、現役学生、現役およびOBの学長様をはじめとする大学指導部の皆様による固い絆で結ばれたクラブで、その団結力・行動力は驚愕に値するものであり、毎期の幹部の皆様の統率力は330-A地区、いや全国一と言っても過言ではないと尊敬しております。
更に「同門」と言う言葉に甘んじることなく、常に自クラブの明確な理念とそれを伝える卓越したコミュニケーション力により毎年新たな会員を増やし、いち早く現役学生による支部を設立して献血活動をはじめとする奉仕活動を開始されたり、多くの知的人材をキャビネット幹部として送り出されたりと、常に我々全ライオンズクラブの一歩先を行く模範であると感服する次第でございます。
白門ライオンズクラブの原動力は、メンバーの皆様が「ライオンズ精神」以前に、中央大学の「建学の精神・行動する知性」を持ち、社会の課題を自らの課題として捉え問題発見・解決力を涵養する実地応用教育として社会・人類の福祉に貢献するという使命を持っておられる事ではないかと拝察し、我々の模範としてこれからもこの精神に則り白門ライオンズクラブの活動をされる事を心よりご祈念申し上げます。
ライオンズクラブ第4リジョン
リジョンチェアパーソン
佐藤 靖
(東京江東南ライオンズクラブ)
東京白門ライオンズクラブの皆様、結成20周年を迎えられましたこと、誠におめでとうございます。心よりお祝い申し上げます。
貴クラブにおかれましては2005年3月結成以来、現在の会員数80名とユニバーシティクラブにおいて大きな存在となっており、母校留学生・法科研究科学術奨励賞や附属中学・高等学校奨励賞の授与、運動クラブに対する支援等、母校に寄り添う奉仕活動を継続的に行われ、数多くの功績を残されております。
その大成と向上には羨望の想いを抱くほどであります。そこには会員同士の信頼関係や外部組織との良好な関係、これまで築いてこられた確固たる地盤の強さも感じられ、同じユニバーシティクラブとして模範となる存在であります。
私ども東京法政ライオンズクラブも今期結成20 周年を迎えました。今後も切磋琢磨しつつ、時には合同という形で、共にクラブ間の活性化を図れますと幸いに存じます。
これまで以上に活気溢れる奉仕活動、4R3Z、5大学のリーダー格として、5年、10年、20年先に向けて歩まれること、そして貴クラブの益々のご活躍とご発展を心よりお祈り申し上げまして、お祝いの言葉とさせていただきます。
ライオンズクラブ4R3Z
ゾーン・チェアパーソン
後藤 裕文
(東京法政ライオンズクラブ)
まず、母校中央大学に心から同窓各位と共に卒業生としての同慶と、ほのぼのとした憧憬の念は後輩諸君が遭遇する前途に幸多かれの心と、中央大学が人としての価値を全うする爲の人生劇場であり、その舞台で演ずる人生が達成観として満たされ、人生の大道を闊歩。
また世界の大空へ飛躍する滑走路となることを念願して獅子吼する次第です。
私も昭和30年法学部を卒業して、今や91歳と馬齢を重ね、今般の白門ライオンズクラブ結成・発足以来『光陰如矢』、20周年を迎えるに際し、光栄にも終身名誉会長として祝賀の席に列することは感激の極み、人生の路傍に鮮やかに繁茂する紅葉並木を、メンバー諸兄諸姉と手に手を取って歩んだほのぼのとした回想が脳裏を行き来します。
『老人には安心され』『友人には信頼され』『若者には親しまれたい』これは、孔子が弟子の顔回に自らの理想とする生き方を述べたのが『老者安之』『朋友信之』『少者懐之』この言葉です。
母校中央大学卒業生として、それぞれ現在の社会生活を通じて後進・後輩諸君に対する期待の心を共にする集いが白門ライオンズクラブ結成以来の信念の導線と思えるのです。
八王子の学舎も悠然と聳え、今また念願の都心回帰を果たし、駿河台に偉容を誇る新時代の中央をひた走る学生・学員の自尊心高揚に資するものと慶びを共にするものです。
駿河台のあの土地は、江戸時代、天下のご意見番といわれた大久保保彦左衛門の屋敷跡とか余談になりましたが、古武士の意地を通した気骨ある侍、たらいに乗って登城する逸話が微笑ましく明るく愉快な人柄が偲ばれて、自由奔放豪快な人生にあやかりたいものです。
とにかく、20年のおめでたい今日を迎えることができましたのは、山浦晟暉元国際理事所属の新宿ライオンズクラブを親クラブとして、当時同じく学員会(同窓会)副会長の鈴木誠弁護士が子クラブ白門ライオンズクラブ結成に賛同ご努力の賜物としての今日であります。
特筆すべきは私が白門学員会会長を務めていた当時、白門ライオンズクラブの知恵袋と今でも敬意の的である榎秀郎氏が私に白門クラブ結成の大計画を披歴、誘導して実現にこぎつけた最大の功労者であることに心からご功績を披歴してお祝いのことばとします。
東京白門ライオンズクラブ
終身名誉会長
中山 正暉
(初代会長)
第20期の東京白門ライオンズクラブの会長の、根岸清一でございます。
当クラブは、東京新宿ライオンズクラブを親クラブとして、2005年3月10日に結成されました。その後、一貫して中央大学への奉仕を第一義に邁進してきました。
2019年6月1日に挙行された、結成15周年記念大会以後の、当会の活動は、2020年から3年に亘って猛威を振るいました新型コロナ禍のため、思うようなアクティビティを展開することができなくなりました。ただ、その間でも例会については、若干の例外を除いては挙行し続けることができました。
さらに特筆すべきことは、2020年冒頭から、当時の中井正力ガバナーの後押しを得て、学生支部の設立を計画し、2021年に白獅子会支部を結成することができました。同支部は、中央大学應援團を中心とする中大生をもって構成されましたが、これは應援團の部長を兼ねます佐藤信行副学長の多大なるご尽力の賜物でもあります。その上佐藤先生は、同時に白門ライオンズにもご加入頂き、ライオンメンバーともなられました。
現在白獅子会支部員は35名を数え、名誉会員・特別会員を含めた当クラブのメンバーは100 名を超えることになりました。
大学生の支部員が、会員の3分の1を占めることになりましたので、会員の平均年齢は一気に若返ることができました。
また、白獅子会の力で、中大キャンパスにおける献血会の定期的実施や、各種スポーツ大会時に骨髄バンクの加入募集活動を実施して、何れも大きな成果を上げつつあります。既に献血者は累計600名を超え、日本赤十字社からは、感謝状の贈呈を受けることができました。
このことを20周年に当たって報告できることは、現会長として誠に名誉なことで感謝に堪えません。20 周年大会では、白獅子会支部員の雄姿を是非ご覧頂きたく存じます。
今後当クラブが、30周年、40周年と未来を目指す中で、クラブメンバー同士の親睦を深めるとともに、白獅子会支部員と手を携えて、アクティビティに邁進する覚悟であることを、改めて全国のライオンズクラブの方々にお誓いしたいと存じます。
東京白門ライオンズクラブ
第20代会長
根岸 清一
東京白門ライオンズクラブも遂に創立20周年を迎えることになりました。
20年前、東京新宿ライオンズクラブの会員であった榎秀郎氏から当時同じ新宿の会員であった私に2人共通の母校・中央大学に奉仕するライオンズクラブを創立しないかという話がありました。私は母校・中央大学のためならと二つ返事で了解しました。
私は中央大学法学部に4年、卒業後大学の研究室に4年、そして司法試験合格後の上記研究室助手として2年と合計10年間中央大学に通いました。私の人生の基盤が中央大学で作られ、その後の60年近い弁護士活動の源となっています。「中央大学なくして私はない」と、母校にはいずれ何かお返しをしたい、何か役に立ちたいと思う日々であります。
そして、中央大学出身の中山正暉先生(元衆議院議員、当選11回、大臣4回など務めた方)を初代会長にお迎えし、専ら母校の奉仕一筋で活動を目的として東京白門ライオンズクラブが誕生しました。
それから長年の念願であった法学部の都心回帰を果たし、都心茗荷谷での例会も体験することができました。そこは若い学生「白獅子会」の参加もあり、会員の増強、若返りも実現することとなりました。創立20周年を機に益々の発展を記念しています。
そして、私が道楽で始めた「中央大学校歌を唄う会」も次回30回を迎えることとなりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
東京白門ライオンズクラブ
終身名誉理事長
鈴木 誠
(第5代会長)
2008年、東京白門ライオンズクラブ結成5周年の時に入会させて頂き、あっという間の15年。結成20周年を迎えることが出来ました。結成当時、36 名の会員だったそうですが、今では66名、白獅子会支部を入れると100 名超の会員になっています。
会員は何もしなければ減少しますが、会員が増えているのは会員増強と、当クラブの会員の皆様のお人柄のお陰だと思っています。我がクラブは、「白門ライオンズの誓い」を皆で共有します。「我々は会員相互の友情の絆を基に、同窓学員の信頼を深め、知性の根源である中央大学の発展に寄与することを誓う」。ふるさと、
お世話になった中央大学が大好きな仲間たちゆえに共有できる誓いです。この誓いを胸に、定例会、ビアパーティ、年忘れホームパーティ、お花見、旅行会、ゴルフ会、校歌を歌う会等の様々な催しで皆の友情を育んでいます。
20周年開催テーマ「母校と共に未来を拓く、今ここに20周年」。中央大学に対して、私たちができるアクティビティはささやかなものですが、20年間続けた奉仕が、これからの大学の発展に少しでもお役にたてれば幸いです。
根岸会長のもと、本日の20周年を迎えられましたこと、実行委員の皆様はもとより、白門ライオンズクラブ会員全員の皆様、白獅子会支部の皆様、新宿ハイアットリージェンシーの皆様、20周年を支えてくれた全ての方々、またご多忙の中、本日お越し下さいました皆様に心より感謝申し上げます。
本日は誠に有難うございます。
東京白門ライオンズクラブ
大会実行委員長
河野 信之
(第18代会長)
5年毎の周年行事に白門LCはどのように誕生したのか? よく聞かれます。2004年秋頃、当時の故・松井健二L(櫻門LC)とガバナー山浦晟暉Lから「“エノさん” 中大だったよネ。大学クラブを今期中に2つ創りたいんだ。協力してくれないか!!」
私は新宿LC在籍30年で45周年実行委員長。小学校からの新宿ッ子で、あまり興味を示さなかった。お2 人の真剣な眼差しに動かされ、当時新宿LCに在籍していた大学の大先輩、鈴木誠L(現・終身理事長)の同意協力と、当時全国同窓会長の中山正暉L(現・終身名誉会長)の会長就任の説得に成功。しかも大阪のLCから転籍してくれたのである。
ただ、看板は整ったものの、どういうクラブを創るのか!! 現・大学理事長の大村雅彦先生(当時・法務研究科長)はじめ、故・長内了先生(当時・法学部長)、前学長の福原紀彦先生(現・日本私立学校振興共済事業団理事長)等が、大学と事業活動の大半の結びつき(各運動部・付属中高、および学術奨励賞等)を働きかけてくださいました。
こうした地道な下積みを重ね、36名からスタートした白門LCですが、「母校と共に未来を拓く」と謳われた今、学生支部(白獅子会)を立ち上げてくださいました佐藤信行副学長の献身的なお力により、会員100名を超えるまでに成長できました。これは会員の皆様の精力的努力は言うまでもありませんが、大学との一体となった力が1番であり感謝!! 感謝です。
さて、今回の当クラブの周年行事をいかなるコンセプトで開催するか? クラブ理事会、例会で幾度となく議論しました。ある伝統あるクラブの周年行
事に参加して異口同音に聞こえてくるのは、会費を払って参加するお客様が大切なのか、挨拶をするご来賓様が優先なのか…オイオイ、もう2 時間も経って
いるのにまだ挨拶しているヨ!! いつになったら乾杯なんだヨの声ばかり!!
国際協会、キャビネットしかりプロトコールも良いが時代の流れを見ながら、永い伝統を踏まえても少しずつ改革を試みてほしいですネ。不易流行どころか不易純行となりませんようお願いしたいものです。
そこで会員の衆知を要約すると「挨拶は少なく、短く、懇親は楽しく」そこでこれまでにない楽しく豊かな周年行事を心掛けたつもりです。どうぞ皆様、充分お楽しみくださいますよう、よろしくお願い申し上げます。
東京白門ライオンズクラブ
大会エグゼクティブプロデューサー
榎 秀郎
(第10代会長)
白門ライオンズクラブ 「白獅子会」学生支部の1年
2023年箱根駅伝では応援団3部で活躍する白獅子会とともに応援! 駅伝部は見事準優勝!
2022年8月6日、中央大学多摩キャンパスにて、当クラブの学生支部『白獅子会』の結成式が挙行されました。今年2023年、会員全員が現役の中央大学学生である白獅子会結成から、無事1年がすぎたところです。
結成式当日は、白獅子会会長の大石優花L(当時法学部3年)に対して、当会会長(当時)である松田啓Lから支部編成証書が授与され、正式に学生支部が発足しました。また、結成式後には納涼例会があったことから、多くの親クラブ会員に加え、特別来賓として、河合久中央大学学長(当クラブ名誉会員)とSCP/FWT全日本・MD330MD331GATエリアリーダー兼330-A地区GMT地区コーディネーター(当時)の小川晶子Lにお越しいただきました。
ところで、白獅子会の創設時会員数は32名、うち30名が応援団員、2名が親クラブメンバーの家族の新入生でした。このように、多くの会員が応援団員であるのには、次のような経緯があります。
そもそも学生支部結成は、2021年夏、当時の会長河野信之Lや、中央大学副学長を務めるL佐藤信行ほかに対して、中井正力L・330-A 地区ガバナー(当時)から、大学を母体とするクラブに学生支部を作っては、との提案があったことを契機としています。
実は、中央大学にはすでに多くのボランティア・サークルがあり、大学としてもボランティア・センターを核として、学生による社会奉仕活動を積極的に支援しています。そこで、新たにライオンズクラブの学生支部を設置することは難しいとも思われたのですが、L佐藤が部会長である応援団3部(リーダー部、チアリーディング部及びブラスコア部)では、日頃よりスポーツ応援等を通じた社会連携活動を展開していることから、その活動と連動した社会奉仕・貢献を行うことができるかもしれないと、団員に呼びかけを行ったところ、30 名ものメンバーが賛同してくれたものです。
結成から1年、白獅子会は、学生支部らしい活動を行ってきました。
第1に、白獅子会は、学生生活の場においての社会奉仕活動を実施しています。たとえば、スポーツ応援の場所における骨髄バンク登録の呼びかけ、中央大学キャンパス内での日本赤十字社献血のサポートはその典型です。社会奉仕活動を日々の学生生活・活動に普通に組み込むことは、学生ならではのあり方といえましょう。
第2に、比較的年齢層が高いライオンズクラブにおいて、若い世代としての貢献をしています。330複合地区広報への協力(ラジオやテレビ)や、親クラブの行事への参加等はそうした事例かと思います。
第3に、学生生活には必ず卒業があり、新たな学生の入学があります。2023年3月には7名の創立会員が中央大学を卒業し、同時に「学生支部」からも卒業となりました。他方で、新たな学生Lも誕生し、2023年10月18日現在、会員数は35名となっています。社会貢献活動で最も重要なことの一つが「継続性」であることを考えると、学生支部の役割は決して小さくありません。親クラブのご支援を得つつ、安定的な世代継承を図りたく考えています。
最後に、残念ながら「白獅子会卒業生=新入社員」が直接に親クラブのメンバーとなる壁は極めて高いものです。しかし、卒業生が社会の中核を構成する10 年後・20年後には、再び白門ライオンズクラブのメンバーとなってくれることを期待しつつ、白獅子会の1年のご紹介を終えたく存じます。
写真左から、「結成式にて河合久学長より白獅子会支部旗授与」「松田会長(当時)より白獅子会支部認証状授与」「結成会後の納涼例会では白獅子会員をご招待」
「中央大学内の献血活動。白獅子会が授業の合間やお昼休み中に積極的に参加してくださるおかげで、献血申込者数が330-A地区の活動の中でもトップクラスの実績!」
写真左から、「330-A地区第69回年次大会ガバナーズアワードにおいて会員増強賞を受賞」「330-A地区ニュース用のインタビュー(3号掲載)」
写真左から、「ライオンズクラブ330-A地区のインタビューとして白獅子会がラジオ出演(2023年4月15日放送)」「2023年春に移転した法学部の新しいキャンパス(茗荷谷)で開かれた納涼例会に参加」
東京白門ライオンズクラブ 結成20周年記念事業
- 初の支部として東京白門ライオンズクラブ白獅子会支部(学生支部)の結成
- 中央大学茗荷谷キャンパス新設のお祝いとして刻字額を贈呈
- 中央大学多摩キャンパスにおいて白獅子会支部と共に定期的な献血活動を実施
- 中央大学に学ぶ優秀な大学院留学生1名に学術奨励賞として表彰状及び金一封贈呈
- 中央大学に学ぶ優秀な法科大学院生1名に学術奨励賞として表彰状及び金一封贈呈
- 中央大学陸上競技部へ支援金として金一封贈呈
- 中央大学硬式野球部へ支援金として金一封贈呈
- 中央大学水泳部へ支援金として金一封贈呈
- 中央大学応援團へ支援金として金一封贈呈
- 中央大学附属高校4校の優秀な生徒26名に奨励賞として表彰状及び記念品の授与
- 中央大学附属中学校2校の優秀な生徒8名に奨励賞として表彰状及び記念品の授与
- 中央大学高等学校に「傘のしずくとり」の贈呈
- 中央大学杉並高等学校に「横断幕用カバーシート」の贈呈
- 中央大学附属高等学校「テント」の贈呈
- 中央大学附属横浜高等学校に「文庫新書用書架」の贈呈
- 中央大学附属中学校に「テント」の贈呈
- 中央大学附属横浜中学校に「文庫新書用書架」の贈呈
- ホームカミングデーにクラブ賞贈呈
※①から③は今回初の事業。④から⑱は結成以来継続している事業。
東京白門ライオンズクラブの概要(あらまし)
2023年10月10日現在
結 成 | 2005年3月10日(親クラブ 東京新宿ライオンズクラブ) |
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例会場 | 法曹会館(第1水曜日18:00〜)、シーボニアメンズクラブ(第3水曜日12:00〜) |
会員数 | 結成時:36名 現在:101名 |
初代会長 | 中山正暉(元衆議院議員・建設大臣他大臣を5回歴任) |
会 長 | 根岸清一(20代目)(中央大学評議員・元中央大学理事) |
■ 東京白門ライオンズクラブ誕生の経緯
東京白門ライオンズクラブは2004年、東京新宿ライオンズクラブが翌年45周年を控えた時、当時東京の地区ガバナー山浦晟暉L( 新宿LC)と大学ライオンズ創始者 故・松井健治L(日大)が更に二クラブ結成したいと言う強い希望により、当時新宿LCに在籍していた鈴木誠L・榎秀郎Lが中央大学卒と言う事で説得され、2005年春、中山正暉初代会長のもと、36名でスタートした。
現在、五大学ライオンズクラブ(日大、立教、明治、中央、法政)の中でも他クラブが羨む程充実したクラブに成長し、和気藹々の中、毎月第1水曜日、第3水曜日の2回楽しい例会を行っている。
現在会員数は101名の規模で5大学中最大規模で「母校への貢献」を目的に、下記の各寄贈等を行い、またアクティビティとしては、日本赤十字社主催で当クラブ有志および学生支部白獅子会の協力のもと、「多摩キャンパス献血活動」をほぼ毎月実施中。
■ 結成以来、毎年継続して行ってきた19年間の主な奉仕活動
- 公益財団法人 日本骨髄バンクへ支援金として金一封
- 毎年、ホームカミングデーに協力支援金を寄贈
- 毎年、大学院留学生及び法科大学院生各1名に金一封を添え学術奨励賞の授与
- 毎年、野球部、陸上競技部(駅伝)、水泳部、応援團に支援金を寄贈
- 毎年、附属高等学校、附属中学校6校の優秀な卒業生を表彰(毎年約40名)
- 昨年11月より本年9月までに多摩キャンパスにて日本赤十字社主催の献血活動を計14回実施。延べ591人(主に学生)の献血を得る。また、昨年の学生支部設立において330-A地区で会員増強への新しい取り組みとして大きく評価され、330-A 地区ニュースに大きく取り上げられたほか、本年4月ニッポン放送にて本学学生支部2人のインタビューが放送された。
結成から20周年までの軌跡
■ 結成から10周年まで(2005年~2014年)
■ 2014年~2019年まで
■ 2019年~20周年(2023年)まで
ゲスト
■ 林家 つる子(はやしや・つるこ)
落語家。群馬県高崎市出身(ぐんま特使)。
中央大学文学部人文社会科学中国言語文化専攻卒業。日本舞踊坂東流名取「坂東蝶子」。
2010年9月九代林家正蔵に弟子入り。第20回さがみはら若手落語家選手権優勝、第33回北とぴあ若手落語家競演会奨励賞、NHK新人落語大賞決勝戦ニ回連続進出。2024年3月21日より真打昇進決定。落語界では女性で初めての抜擢昇進となる。
メディア出演:BS日テレ笑点特大号「女流大喜利」、BSフジ「日本一ふつうで美味しい植野食堂」、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」「多摩もりあげ宣言」他
古典落語「芝浜」や「子別れ」「紺屋高尾」の登場人物であるおかみさんや花魁を主人公し、その視点から古典落語を描く挑戦は、NHK総合「目撃!にっぽん」、日本テレビ「NEWS ZERO」、「文藝春秋」等、各種メディアに取り上げられた。
■ 小宮山 澄枝(こみやま・すみえ)
シャンソン歌手、弁護士。
1983年中央大学法学部法律学科卒業、1984年司法試験合格、1987年弁護士登録、2006年小宮山澄枝法律事務所開設。
学生時代はフォーク・ロック・バンドのヴォーカルとして活動。20代後半にシャンソン&カンツォーネを学ぶが、オーディションを受けることが夢であった「銀巴里」の閉店で情熱が消沈。本業と子育てに追われていたが、齢半世紀を迎え、2012年より音楽活動を本格再開。現在は都内で各種のライブ、コンサート等に出演している。
2018年日本シャンソン・コンクールで「読売新聞社賞」受賞、2022年12月内幸町ホールにて「10周年記念コンサート」開催。コロナ禍で来場困難なお客様のため、2021年Youtubeチャンネル「komikomi座」を開設。
■ 中央大学杉並高等学校ダンス部
1994年創立。球技大会や緑苑祭(文化祭)などの校内における発表をはじめ、地域のイベントへの出演や、日本テレビの企画『ダンスワンプロジェクト』また、NHK BS1の企画『勝敗を越えた夏 2023〜ドキュメント日本高校ダンス部選手権〜』への出演など、精力的に活動している。毎年夏に開催される大会『日本高校ダンス部選手権〜DANCE STADIUM〜』に出場し、2年連続で全国大会出場。曲、衣装、振り付けなどの全てを部員同士で話し合い、自分達で仕上げていくこだわり。お客様の心に残る作品を目指して、日々精進している。
■ 中央大学応援團
リーダー部(1946年創設)、ブラスコアー部(1956年創設)、チアリーディング部(1967年創設)で構成。質実剛健の校風の下、「規律、礼節、時間厳守」の三原則を胸に、団員一丸となり、中大のスポーツを鼓舞するため、延いては中大の更なる発展のために、今後とも、努力、精進し、熱い応援を選手に届け続ける。