2015年3月吉日

東京白門ライオンズクラブ会員 各位

東京白門ライオンズクラブ

会 長 水 津 正 臣L

報告者 同 上

第1例会

さすがに3月となると春という感じですが、三寒四温とはよく言ったもので、時々肌寒さを感じる日があります。しかし、学校は卒業式、入学式と節目の月でもあります。
3月4日第1例会では、当クラブが奨励賞を授与している受賞者と指導教授をお招きし、お祝いをしました。当初から行っている留学生学術奨励賞は、第10回となりました。受賞者は、大学院理工学研究所の関鍵さんで中国の出身です。指導教授は田口先生でしたが、ご都合が悪く、代わりに石井先生がご出席して下さいました。
法務研究科の方は、今年度から授与することに決まり、まさに第1回の授賞式でした。受賞されたのは、ロースクール2年生の吉田知世さんでした。指導教授は、高橋先生です。お二人の受賞理由、お人柄については、指導教授の方からご紹介がありました。受賞された方は、やはり優秀だなと思いました。自分の学生時代とは、一歩も二歩も違います。最近受賞者は、ほとんど女性であることも驚きです。勉強となると、やはり女性は強いですね。
3月生まれの会員は、何と9名でした。現在約70名の会員ですが、12ヶ月で割ると6名弱ですので、3月がいかに多いかわかります。つい挨拶で、「3月は産み易い月だからですかね・・・」と言ったら、女性会員から「何を馬鹿なことを言っているのだ!」と笑われました。
メンバースピーチは、伊東敏L でした。伊東L は、昭和17年ハルピンで生まれたそうです。戦争孤児とならずに無事日本に戻られ、福島で育ち、中央大学に入られ、公認会計士になられました。スピーチのメインテーマは、『我がアカウンタント魂』でした。その詳細と感想は、同じ公認会計士の星野L にお願いしましたので読んで下さい。

第2例会

中山名誉会長から第2例会に、現在NHKの『日曜討論』の司会をしている
島田敏男氏をお呼びしたとの連絡を受けました。島田氏は、中大56年卒とお
伺いしました。
当日、お忙しい中をご出席頂いた上、少しだけということでお話を頂きました。普段10分位お話をされるということで、本会でも丁度10分間、昨今の政治状況なかんずく憲法改正にまつわるお話を頂きました。
島田氏は、法学部政治学科で、当時の政治学者原田鋼先生より教えを受けたそうです。奇しくも私も政治学の佐竹寛先生のゼミに所属し、当時、佐竹先生がフランスに留学されたので、原田先生が代わりに受け持って頂き薫陶を受けました。
さすが司会者を務めていらっしゃる方で、大変わかり易くお話をされました。
テレビで顔なじみのせいか、前から知っていたような錯覚に陥りました。
当然、中山名誉会長も晴美会員を同伴の上、ご出席されました。当日は、ご子息の中山泰秀外務副大臣を囲む会があったそうで、それにご出席された後、当会の例会にご出席頂いたものです。
メンバースピーチは、井原俊二L でした。井原L は、中学生時代からデザインに興味があったそうで、美術学校に進学したい気持ちがあったが、結局は中央大学に入ったとのことです。しかし、大学卒業後、やはりデザイン関係の仕事に就かれ、現在に至っているとのことでした。凄かったのは、ブランディングの必要性と効用を話されるのに、わかり易い教材を作られ、しかも私の名刺をモチーフにブランディングの説明をされたことでした。私もすっかり取り込まれてしまい、注文を検討したいと思いました。
詳しくは小平L に報告をお願いしましたので、それをお読み下さい。

報 告

1)中央大学附属高等学校卒業式
3月1日、3月10日、中大附属の4校の卒業式がありました。各校に2名ずつ当会の会員が式に参列しました。異口同音に式に参列した感激を述べていました。卒業式は、どの立場で出席しても感激するものですが、式で当会の名前と出席者名が読み上げられれば嬉しさは倍増でしょう。中には、自分の母校に出席された会員もいましたし、出席した高校の副校長が高校時代の同級生で、式後に話に花が咲いたとの報告を受けると、多くの方に出席して頂いて本当によかったと思いました。

 尚、過去に当会が寄贈した物の写真を撮ってきて頂いたものがありますので、写真を同封しました。これからも、各校へのアクティビティーを充実させていきたいと思います。
2)3.11 東日本大震災遺児支援募金活動
3月11日、4年前に東日本で大震災が発生しました。多くの方が亡くなられ、親を失われた遺児も多数に及びました。遺児が大学に進むのにも金銭的な負担が大きくかかります。5大学ライオンズとしては、大学進学、進学後の生活の一助になればと4年前から街頭募金活動を行ってきました。
今年は、池袋の芸術劇場でチャリティーコンサートが開かれるのと軌を一にして池袋で募金活動を行うことになりました。
当日は、天気晴朗なれど風寒しの日で、オーバーを着ながらの活動でした。当会からは、境L、大越L、池田L、竹内L、宮寺L、秩父さん(宮寺L のお弟子さん)と私の総勢7名が参加し、他校を圧倒しました。特に女性が2名も参加して頂き、しかも積極的に街に行く人に声かけをして頂き、大いに活動できました。募金額も目標である2万円を超えることができました。
当日、近くの女子大学で卒業式があったので、振袖はかま姿の華やかな女性達が募金箱の前を通り過ぎましたが、見向きもされなかったことには淋しさを感じました。華やかに着飾ることができることへの感謝があれば、募金箱にもそっとお金を入れてくれる優しさがあるだろうにと思いました。
おそらく、参加した人達全員募金活動に参加してよかったと思っていると思
います。
3)中央大学学術奨励賞合同授与式
3月18日、母校での学術奨励賞合同授与式に新藤L、境L、私の3人が出席しました。母校に行く度、東洋一といわれる広大な敷地の素晴らしい学園に圧倒され感嘆するのですが、これが都心にあったらといつも思います。
この奨励賞は、私達の賞以外に10個位あるのですが、逆にその位しか大学は認めていないという狭き門の賞で、そこに当会が紹介されるのは、誠に栄誉なことと思います。
今や母校では、白門ライオンズの地位は高いものと思います。高校、大学へのアクティビティーができるのも日頃、会員がドネションを多く出して頂けるからと感謝する次第です。式後、懇談会があったのですが、3名とも午後に用事が入っていたので、あまり長い時間いれずに退出しました。

4)五大学ライオンズクラブ親睦麻雀大会
3月21日、5大学麻雀大会が新藤Lが経営する赤坂の葵で開催されました。残念ながら立教のメンバーのうち、日にちを間違えた方がいて、1卓組むことができず、出席された立教の方が帰られ4大学で行いました。当会からは、田尻L、久保L、百足L、鈴木順子L、平山L、私、それと助っ人として私と同級生の42年会会長小林君の7名が出席しました。それは、法政大学の参加者が1名だったからです。
当会からは、2名の女性会員が出席してくれました。本当に当会の女性会員の活躍は素晴らしいものです。鈴木さんは、なんと大三元の役満をあがり、3位に輝きました。
麻雀をする人が少なくなってきたのは、時代の流れでしょうね。麻雀は老化防止に大変役立っていると思うのですが・・・今後、大会が開催できるかはわかりませんが、次回も当会が幹事となりました。

予告

1)4月第2例会には、山岸憲司さんが講演してくれます。山岸さんは、中央大学を昭和45年に卒業され、卒業の年に司法試験に合格された優秀な方です。平成24年4月から平成26年3月まで、日本弁護士連合会会長を務められました。弁護士会からみた司法の世界についてお話がきけると思います。
2)5月17日、校歌を唄う会を鈴木邸で行います。この度は、平山L の娘さんでフラメンコダンサーの平山朗子さんが参加されます。

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